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本会広島支部設立30周年を記念して、被爆アオギリ二世の苗木が2本、本学キャンパスに植樹された。場所は正門を入ったら続く楠の並木の切れ目に位置する われわれの楠ヶ丘会館の横である。会館に行くたびに少し注意するのみで見える絶好のロケーションを与えられたものである。
それにしてもこの植樹祭は予想を大きく越えるものとなった。出席者は大学側からは木村学長、大森事務局長等5名、広島支部からは転法林副支部長、俵事務局長の2名、本部からは 会長、副会長、広報部長、事務局等を含めて6、7名、学生も5、6名で総計で約30名という大部隊となり、順々にアオギリの苗木に土をかけていった。この植樹祭は考え方によっては実に 大袈裟なものになってしまったが、被爆樹の二世を確実に引き継ぐという願いが伏在していたからだったかもしれない。 いずれにしても、広島から持参された箱から取り出された苗木は高さ約30cmに可愛い若葉が2枚ずつついているのみであった。毛虫であっても水切れであっても何か異常があると枯れて しまいそうで、活着を願うのみであった。 その約3ヶ月後の7月12日、アオギリが覗けた。2本とも元気よく育ち高さは2倍以上、葉も10枚前後という旺盛さであった。楠の大木群の中で、10年もたてばアオギリも存在感を 示す日が来るであろう。これはまた、楠ヶ丘会の隆盛を象徴するのかもしれない。